私は、下記の米国株投資セミナーに参加してからとても興味を持ちました。
数ある商品の中から、投資信託【SBI・V・S&P500】を通して米国株投資をしている理由を説明します!
※「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド)」は、2021年6月15日に「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」へファンド名称が変更となりました。
- 資産運用に興味はあるけど、一歩を踏み出せずにいた方
- 多数の運用先から何を選べばいいか分からない方
- 米国株への投資のハードルが高い!と感じている方
SBI・V・S&P500

どんな投資信託なのか?構成を確認
米国株に投資をする場合、個別株の他にも、投資信託・ETFという選択肢があります。
- 個別の株式については、銘柄も膨大でどう選べばいいのか分からない
- リスクを分散する為には、セクター(業種・ジャンル)を分けてある程度の銘柄を保有する必要がある
などの理由から、
初心者の私は最初からリスクが分散されているETFか投資信託で始めることに決定!
多くの種類があるETFや投資信託のうち、
アメリカの【S&P500】という指数に連動した投資信託【SBI・V・S&P500】を、
NISA口座を保有しているSBI証券で購入することにしました。
S&P 500とは 出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。本指数はアメリカ合衆国企業の株価指数であることを意図しており、上記の証券取引所の上場銘柄であっても、アメリカ企業でないと判断された銘柄は本指数の対象外となる。
S&Pを冠するアメリカの株価指数は他にものがあるが、S&P 500は特に有名で、機関投資家の運用実績を測定するベンチマークとして利用されている。
S&P500の構成銘柄の上位10銘柄には、誰しも知っている有名企業がズラリと並びます👇
アメリカの代表的な500銘柄を基に算出されることから、それだけで個別企業の株式を買うよりもリスク分散になるわけです。
投資信託【SBI・V・S&P500】とETF【バンガードS&P500(VOO)】の違いが分からない!

米国株での資産運用を始めたい!と思っても、商品が多すぎて迷ってしまう。
個別株はハードルが高いから、S&P500という「指数」に連動した投資信託かETFで運用しよう!
と決めたけど、投資信託とETFって何が違うんだろう?ややこしくてめげそう・・。
と思った方は、私と同じく投資信託を選べば問題ないです。
なぜ投資信託がおススメなのか、理由を分かりやすく説明します。
SBI・V・S&P500の仕組み
バンガード社は、アメリカに本社がある世界最大規模の資産運用会社で
運用しているETF(ファンド)の1つに、
バンガードS&P500ETF(VOO)という、S&P500に連動したETFがあります。
この点を理解した上で、投資信託である【SBI・V・S&P500】の仕組みを下記の図で確認しましょう。
投資者(受益者) | <ファミリーファンド方式> | <投資対象ファンド> |
私たち投資家 | SBI | Vangurd社(S&P500) |
つまり、【SBI・V・S&P500】というファンドを買い付けると
私たち投資家はSBIの投資信託を通じて、バンガードの大人気ETF
バンガードS&P500(VOO)に投資することになります。
SBI証券で、バンガードS&P500ETF(VOO)を直接買い付けることも可能です
投資信託ってなぁに?
「投資信託(ファンド)とは、一言でいえば「投資信託から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
投資信託とETFの違いは「上場しているかしてないか」
アルファベット3文字で略されていますが、
ETFはExchange Traded Fundsの略で、
日本語では「上場投資信託」です。
「上場している」ってどういうこと?
ひとことでまとめると、
株や債券などの有価証券等を
証券取引所で売買可能な状態にすること
証券取引所は世界各国にあり、世界最大の証券取引所がニューヨーク証券取引所です。
どこかの証券取引所に上場していれば、誰でも株式等を売買することが出来るのです。
投資信託とETFのメリットとデメリット

投資信託【SBI・V・S&P500】のメリット
- 100円という少額から運用できる!
- 円をドルに換える手間が不要
- 分配金も自動で再投資(手間なし!)
- 積立NISAでも運用できる!
- 購入手数料・為替手数料はゼロ!
投資信託【SBI・V・S&P500】のデメリット
- 基準価格で取引する為、買いたいと思った時点と価格差が生じる
- 取扱い業者がSBI証券に限定されている(注)
(注)2020年4月よりマネックス証券、佐賀銀行、岡三証券での取り扱いが始まりました。今後、取扱い業者が増えると予想します。
ETF【バンガードS&P500(VOO)】のメリット
- 有利な為替や取引価格で売買できる
- 信託報酬(運用手数料)が安い
ETF【バンガードS&P500(VOO)】のデメリット
- 少額での運用ができない(1口≒35,000円程度)
- 円をドルに換える手間がかかる
- 分配金も1口分たまるまで再投資できない
投資信託、それともETF?どちらで買うのがいいの?
商品 | 投資信託 | ETF(上場投資信託) |
名称 | SBI・V・S&P500 | バンガードS&P500(VOO) |
購入手数料 | 無し | 0.45% |
為替手数料 | 無し | 4銭(SBIネット銀行) |
信託報酬 | 0.0938% | 0.03% |
取引通貨 | 日本円 | 米ドル(円貨決済も可能) |
取引単位 | 100円以上1円単位 | 1口単位(≒35,000円程度) |
取引価格 | 営業日ごとに1回算出される、基準価格 | 市場価格(取引時間中変動) |
分配金/再投資 | 自動 | 手動 |
積立NISA | 〇 | × |
★信託報酬(手数料)は、このブログを書いている2020年3月27日現在・税込による比較です
ETFは上場してるので、市場が開いていればその時の市場価格で買い付けます。
一方、投資信託は15:00に買付の申込を締め切って、翌日【基準価格】が設定されます。
申込時点よりも自分に有利な価格になったり、逆に不利な価格になることもあるので一長一短ですね。
ETFでの運用が向いているのは、
投資金額が大きく、運用コストを抑えて長期間保有して運用する人
私が出した答え
米国株への投資が初めての私が、投資をするにあたって様々調べて検討した流れをまとめました。
メリット・デメリットもトータルで考えて
投資信託【SBI・V・S&P500】で運用すれば良い!
が、私の結論です♪
ライバル投資信託を比較する

続いて、米国株に投資できるライバル投資信託
- SBI・V・S&P500
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
の3つで比較をします。
比べて、自分に1番合っている投資信託を選びたいですね。
特徴やコストを一覧で比較
米国株式に投資することが出来る、ライバル3つの投資信託の特徴やコストの比較を一覧にしました。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | |
投資先 | S&P500(VOO) | S&P500(VOO) | 全米(VTI) |
信託報酬(手数料) | 0.0938% | 0.0968% | 0.162% |
取扱い証券会社 | SBI証券(注) | ほぼ全証券会社 | 楽天証券 他15社 |
積立NISA | 〇 | 〇 | 〇 |
iDeCo(イデコ) | × | 〇 | 〇 |
★信託報酬(手数料)は、2021年4月2日現在・税込による比較です
★積立NISA、iDeCo(イデコ)については、ご自身の証券会社で取り扱いを確認して下さい。
(注)2020年4月よりマネックス証券、佐賀銀行、岡三証券での取り扱いが始まりました。今後、取扱い業者が増えると予想します。
楽天・全米株式インデックス・ファンドはどんな投資信託?
アメリカの【CRSP USトータル・マーケット・インデックス】(円貨ベース)に連動した投資信託です。
CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)とは? 出典:楽天・全米株式インデックス・ファンド目論見書
「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」は、米国株式市場の大型株から小型株までを網羅 し、投資可能銘柄のほぼ100%となる約4,000銘柄で構成された時価総額加重平均型の株価指数です( 2019年6月30日現在)。 なお、「 CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」は、委託会社が「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」に日々の為替レートを乗じて算出したものです。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの仕組み
楽天・全米株式インデックス・ファンドの仕組み図を見てみましょう。

この図の登場人物は3者です。
投資者(受益者) | <ファミリーファンド方式> | <投資対象ファンド> |
私たち投資家 | 楽天 | Vangurd社(VTI) |
つまり、楽天・全米株式インデックス・ファンドを買い付けると
私たち投資家は楽天の投資信託を通じて、バンガードの大人気ETF
バンガードトータル・ストックマーケット(VTI)に投資することになります。
SBI・V・S&P500の仕組み(復習)
復習ですが、SBI・V・S&P500の仕組み図を再確認します。
投資者(受益者) | <ファミリーファンド方式> | <投資対象ファンド> |
私たち投資家 | SBI | Vangurd社(S&P500) |
つまり、SBI・V・S&P500というファンドを買い付けると
私たち投資家はSBIの投資信託を通じて、バンガードの大人気ETF
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はどんな投資信託?
eMAXIS Slimとは? 出典:eMAXIS Slim公式HP
「業界最低水準の運用コストを将来に渡って目指し続ける」投資信託ブランドです。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の仕組み
こちらも仕組み図を確認してみましょう。

S&P500インデックスファンド(マザーファンド)を通じて運用する投資信託です。
まとめ

これから始める人はSBI・バンガード・S&P500がおススメ!
もう1度、3つのライバル投資信託の比較一覧を見てみましょう。
SBI・V・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 楽天・全米株式インデックス・ファンド | |
投資先 | S&P500(VOO) | S&P500(VOO) | 全米(VTI) |
信託報酬(手数料) | 0.0938% | 0.0968% | 0.162% |
取扱い証券会社 | SBI証券(注) | ほぼ全証券会社 | 楽天証券 他15社 |
積立NISA | 〇 | 〇 | 〇 |
iDeCo(イデコ) | × | 〇 | 〇 |
★信託報酬(手数料)は、2021年4月2日現在・税込による比較です
★積立NISA、iDeCo(イデコ)については、ご自身の証券会社で取り扱いを確認して下さい。
注)2020年4月よりマネックス証券、佐賀銀行、岡三証券での取り扱いが始まりました。今後、取扱い業者が増えると予想します。
手数料が1番安いのはSBI・V・S&P500ですが、手数料の差は、今後改定があるかもしれませんし誤差の範囲です。
既にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)や楽天・全米株式インデックス・ファンドで運用中の場合は、積極的に乗り換える必要はないと思います。
私はSBI証券に口座を開設済みだったため、迷わず【SBI・V・S&P500】で運用を開始しました。
手数料も【SBI・V・S&P500】が最も安いので、
これから新たに運用を始める場合は
SBI・V・S&P500がおススメ!
SBI証券 口座開設(無料)です。公式HPからどうぞ♪